引きこもりからの脱出

私は、かつて引きこもりの生活をしていました。

ようやく、外の生活にも慣れ、心も落ち着いてきた頃、婚活を始めました。その婚活の記録を残そうと思い、ブログを書くことにしました。
引きこもっていた私が、婚活を始めるのは不安でいっぱいでした。
そんな気持ちもありのままに書いていきたいと思います。

1年間の引きこもりから脱出しようと思ったのは、大親友が結婚することがきっかけでした。

彼女の幸せを喜ぶとともに、1年間の引きこもり生活から卒業しようと思ったのです。
親友のように、素敵な恋愛をして結婚もしたい。
この狭い部屋で家族以外は誰とも関わることなく、取り残される恐怖感。
仕事も頑張り、恋愛もしたいし、友達とも前のように楽しく話したり、旅行もしたい。
そんな思いから決意いたしました。

 

引きこもりから脱出するためにまず私が始めたのは、外見を整えることでした。

伸び放題だった髪を切り、洋服を買いに行きました。
姉に付き合ってもらい、今後の生活の為にあれこれと洋服や靴を選びました。
親友の結婚式に出席するため、ピンク色のワンピースも買いました。
可愛らしくネイルをし、ヒールのある靴を履くだけで、背筋がピンとする感じがしました。
久しぶりにお洒落した自身を鏡でみて、涙が出そうになりました。両親も喜んでいました。

結婚式では久しぶりに友人たちと会うことが出来、最初は緊張しましたが、1年間ほとんど連絡を取っていなかったとは信じられないくらい、たくさん話をし、笑い、とても楽しい時間を過ごせました。みんな私の引きこもりについては触れずにいてくれて、「久しぶり」と明るく声をかけてくれたので、その心遣いに感謝の気持ちでした。
そして、親友の花嫁姿には心から感動しました。
心から祝福と感謝の気持ちでいっぱい。

 

私を引きこもり生活から脱出の機会を与えてくれてありがとう。。。

そして私は、引きこもりから脱出し、まずは地元の信用金庫で契約社員として働き始めました。信用金庫は比較的年配のお客様が多く、同僚や上司も30代以降で、同年代の人がおりませんが、かえって余計な気を遣わず、働きやすい職場です。もうすぐ勤続1年となります。
お給料が高いとは言えませんが、アットホームな雰囲気の職場で、定時に帰宅でき、仕事以外にも、たまに友達と食事に行ったり、ヨガに行ったりと毎日心穏やかに過ごしています。この心の安定が婚活を始めたい、もっと人と関わっていきたいという思いに繋がったのだと思います。